仕事を持つお母さんにとって悩みのタネは、やっぱり「子供のお昼ごはん」ですよね。夏休みなどの長期の休みは特に、頭が痛〜いのであります。小さな子供に火を使わせるのは心配だし、でもできれば温かいご飯を食べさせてあげたいし...
そんなときに、ちょっとお役に立つといいな〜と思い、私がこれまで子供たちの留守番用に作って(?)きた簡単かつあったかいオリジナルの「あったかごはん」メニューを書き出してみました。


■□ 炊飯器活用編 □■

どこの家にでもある炊飯器。これが強力なあったかごはんツールになるって知ってました?


あったかピラフ

朝起きたら、冷凍食品のピラフを凍ったまま炊飯ジャーにあけます。大きな固まりがあったらできるだけばらして、炊飯器の保温ボタンをオン!これだけで、お昼頃にはあったかピラフのできあがりです。子供は炊飯器のフタを開けてお皿に盛るだけ。これなら小さい子供でもヤケドをしません。もちろん時間があれば、冷凍ピラフではなく、お母さんの手作りのピラフやチャーハンを作って、保温して置いてあげるといいと思います。くれぐれも炊飯ボタンを押さないように気をつけてください。



あったかお味噌汁

たとえば、炊飯器が2台あったりしたら、あたたかいお味噌汁を飲ませてあげることもできます。お味噌汁は短時間で簡単にできるので、ちゃっちゃっと作って、炊飯ジャーに入れて保温しておきます。スープなども可能です。缶や紙パックで売っているので、それを炊飯器で保温しておきます。



お湯を使わないレトルトカレー

朝起きたら、何はさておき、すぐにご飯を炊きましょう。水加減は普通でいいと思います。ご飯が炊けて、ある程度蒸らしたら、炊飯器のフタを開け、炊きあがったご飯の上にラップかアルミホイルを広げます。その上に、レトルトカレーの袋をのせて、炊飯器のふたを閉めます。これだけで、お昼頃にはあたたかいカレーライスが食べられます。熱湯を使わないので安心です。



【応用編】

お湯を使わないレトルト中華丼

実は「お湯を使わないレトルトカレー」は、いろいろなものに応用が利きます。レトルトであれば何でもOKです。たとえば中華丼。カレーライスの時と同じように、先にご飯を炊いておき、炊きあがったご飯の上にラップを広げて、中華丼の具をのせておくだけです。






■□ 冷凍食品活用編 □■

最近は便利な冷凍食品がたくさん出てきました。必要な分だけ少しずつ使えるのが魅力です。冷凍食品や常備できる乾物は、働くお母さんの強い見方です。毎日お買い物にいける人や、大家族だとあまり困らないことかもしれませんが、野菜って使い切るのが大変です。安い時にたくさん買って、自分で冷凍しておくのもいいのですが、家庭用の冷凍庫ではおいしい状態で保存できません。やはり業務用で急速冷凍されたものに比べてずいぶんと味が劣ります。


常備しておくと便利な
冷凍食品・乾物・缶詰

【冷凍食品】
つぶコーン・カットグリーンアスパラ・きざみねぎ・カット油揚げ・カットとうふ・カットほうれん草・カット小松菜・しらす干し
【乾物】
カットわかめ・おにぎりのり(おにぎり用に縦長にカットされたのりです)・麩・海藻サラダ・切りみつば
【缶詰】
シーチキン・ミートソース・ゆであずき
【その他】
濃縮タイプのめんつゆ


しらす干しチャーハン

常備してある冷凍食品を使用したチャーハンです。たまご、きざみねぎ(冷凍)、しらす干し(冷凍)、ごはんを使用します。
炒め鍋に油を熱してたまごを割り入れます。木杓子でさっくりと混ぜ合わせたら、きざみねぎ(適量)としらす干し(適量)を入れ炒めます。全体が混ざったらご飯を入れてよく混ぜ合わせます。塩・コショウで味を調えます。仕上げに、鍋肌にしょうゆをひとまわしするとおいしいです。
10分程度でできるので、出勤前の忙しい時間でもすぐ作れます。あとはお昼まで炊飯器で保温しておきます。









■□ 番外編 □■

番外編です。オリジナルメニュー、冷蔵庫掃除メニューなど...



温泉たまご

子供って、温泉たまご好きですよね。でも温泉たまごってお店でしか食べられないと思っていませんか?家でも意外と簡単にできちゃったりするんです。ポイントは時間です。
お鍋にたっぷりめにお湯を沸かします。沸騰したら火を止めて、たまごを入れます。このとき、たまごが割れないようにザルなどに入れて、ザルごとお鍋の中にそーっと入れるといいです。そしてフタをしてタイマーを10分にセットしてオン!10分たったらすぐにザルごと引き上げます。長すぎると固まっちゃいます。
たまごの殻を割ると、トロンとした温泉たまごが出てきます。めんつゆで作ったタレをかけて食べます。
(気温によって多少時間が変わります。10分〜15分くらいの間でちょうどいい時間を見つけてください)



〔日曜日のお昼うどん1〕

うめかつおうどん

週末のお昼ってどうしても麺類が多くなりますよね。でもいつも同じ味じゃあきちゃうし...
うめぼし、かつおぶし、温泉たまご、のり、ねぎなどで和風のあったかうどんを作ります。温泉たまごを作る以外はほとんどが常備品でできるので簡単です。
鍋2つにお湯を沸かして、1つはうどんを茹でます。もう1つで温泉たまごを作っておきます。薬味ねぎも刻んでおきます。濃縮タイプのめんつゆでうどんつゆを作っておき、うどんが茹で上がったら器に盛りつけます。彩りを考えて飾るように具材を乗せていくといいです。
食べる時はうめぼしをほぐすとさっぱりとしたうめの味が出ておいしいです。



〔日曜日のお昼チャーハン2〕

鮭チャーハン

塩鮭があまったらほぐしてチャーハンにしてしまうといいです。目先が変わると意外と食べてくれます。
塩鮭(1〜2切)、きざみねぎ(冷凍でも可)もしくは切りみつば(フリーズドライのままで良い)、たまご、もしあればしらす干しも入れるとおいしいです。
塩鮭は手で小さくほぐしておきます。骨があったら取り除きます。炒め鍋に油を熱してたまごを割り入れます。ねぎorみつばと塩鮭、しらす干しを入れてよく混ぜ合わせます。ご飯を入れて全体的にムラなく混ぜ合わせます。塩鮭の塩加減を見ながら、塩・コショウで味付けをします。最後にアクセントで鍋肌にしょうゆをひと回ししてできあがりです。



〔日曜日のお昼ラーメン1〕

具がないときの
あんかけラーメン

冷凍(レトルト)の中華丼の具を使った簡単ラーメンです。ラーメンはしょうゆ味がいいです。
鍋に湯を沸かして中華丼の具を温めます。薬味ねぎを刻んでおきます。ごくごく普通の手順でしょうゆラーメンを作ります。器に盛りつけたラーメンの上に中華丼の具をのせます。1人分1/2袋くらいの量がちょうどいいです。



〔日曜日のお昼ラーメン2〕

塩バターコーン

塩ラーメンって具に困りますよね。タンメンにするとたくさんの野菜を刻んだり炒めたりが大変で。
冷凍のつぶコーン、カットわかめなどを常備しておくといろいろ使えて便利です。つぶコーン、わかめ、ねぎ、バター、のりを使用して塩バターコーンにします。
鍋に湯を沸かして麺を茹でる間に、つぶコーンをボイルして、カットわかめを適量戻しておきます。薬味ねぎも刻んでおきます。器に盛ったラーメンの上に、コーン、わかめ、ねぎ、のりを彩りよく盛りつけます。最後にバターをのせてできあがりです。



〔日曜日のお昼チャーハン1〕

焼肉炒飯

日曜日のお昼は、冷蔵庫に余ったおかずを片づけるチャンスです。残った味付肉で焼肉炒飯を作ります。すでに味が付いているので便利です。
たまご3〜4個、刻みねぎ(冷凍でも可)、味付肉を用意します。ご飯は、時間があれば炊いた方がおいしいです。なければ冷や飯でOK。
お肉はあらかじめ刻んでおきます。あまり細かくする必要はありません。だいたい1p角くらいでしょうか。炒め鍋に油を熱して、たまごを割り入れます。溶き卵にしておく必要はありません。目玉焼きを作るようにちょっと火を通してから黄身を割り、木杓子で軽く混ぜ合わせます。ねぎと肉を入れて混ぜます。ご飯を入れて全体をムラなく混ぜ合わせます。塩、コショウで味を調えます。お好みで焼肉のタレを少し加えるといいです。



〔日曜日のお昼うどん2〕

カレーうどん

用意するものは、レトルトカレー1パック、うどん、めんつゆです。
ごくごく普通に素うどんを作ります。同時にカレーを温めておきます。できあがった素うどんにレトルトカレー1/2パックをかけてできあがりです。
食べる時にうどんのつゆにカレーをよく混ぜます。




【naomama's motto】
○買ってきたお惣菜をそのまま食卓に出すことはできるだけしない!
時間がなくても家族に対する愛情は忘れずに。やむを得ず買ってきたお惣菜を並べる場合も、パックごと並べずに、せめて器に移して。
○半調理品をどんどん使おう!
下ごしらえは意外と時間のかかるもの。完璧を目指して何も作れずにいるよりは、下ごしらえのすんでいる半調理品を積極的に作って献立のレパートリーを増やす。
○時間がなくても1品はお母さんの味を!
朝8時に出かけて夜10時に帰る。夕食なんか、レンジでチン!ですませたい!!というときにも、せめて1品は自分で作る。たとえば、みそ汁とかサラダとか...

【どうしてる?○○対策】
○うるさい小バエ対策
どこからともなくやってきて、うるさく飛び回る小バエ。台所だと殺虫剤をまくわけにもいかず、困りものです。意外な効果を発揮したのが、キッチンハイター。薄めて霧吹きに入れたものを、三角コーナーやシンクの内側に「シュッ!」としておくだけで、小バエが寄りつかなくなります。流し台に常備しておくと良いかも。生ゴミの匂い消しにも効果があるみたいです。



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